YOASOBI、またしても音楽界の歴史を塗り替える:「夜に駆ける」が国内史上初のダブル・ダイヤモンド認定ストリーミングを達成!

28.04.2025 21:30 Uhr – 8 Minuten Lesezeit
Von Stefan Dreher

2025年4月28日に発表された通り、YOASOBIが歴史に名を刻みました。彼らの楽曲「夜に駆ける」が、日本の音楽史上初めてストリーミングによるダブル・ダイヤモンド認定を獲得したのです。

日本レコード協会 (RIAJ) は3月、X (旧Twitter) への投稿を通じてこの快挙を発表しました。発表内容とYOASOBIのコメントの翻訳は以下の通りです。

「2025年3月 ストリーミング認定 ? #YOASOBI「夜に駆ける」が、史上初のストリーミング認定作品としてダブル・ダイヤモンド認定(累計再生回数10億回突破)を獲得しました!今月より新設した認定基準「ダブル・ダイヤモンド」です。YOASOBIさんからコメントをいただきました♬」 Ezoic

「夜に駆ける」の受賞

「夜に駆ける」の受賞を受けて、YOASOBIは次のようにコメントしました。「ダブル・ダイヤモンド認定を日本人アーティストとして初めて受賞することができ、大変光栄に思います。5年前にリリースしたデビュー曲『夜に駆ける』が、今もなおこんなにも多くの方々に聴いていただけていることを、本当に嬉しく思います。これからも更なる高みを目指し、より多くの方々に音楽を届けていけるよう努力してまいりますので、引き続きの応援をよろしくお願いいたします。」 Ezoic

RIAJは、「夜に駆ける」が2021年9月には既にストリーミングのダイヤモンド認定を達成しており、その時点でも日本人楽曲として初の快挙であったと発表しています。YOASOBIの楽曲では、この他に2023年7月の「群青」、2023年11月の「怪物」、2024年1月の「アイドル」がダイヤモンド認定を受けています。

ダブル・ダイヤモンド認定

YOASOBIのダブル・ダイヤモンド認定は、特にグローバルな文脈において、J-POPの象徴的存在としてのデュオの地位を確固たるものにしました。しかし、コンポーザーのAyaseとボーカルのikuraは、それに伴うプレッシャーに過度に左右されないことを強調しました。Ayaseは次のように述べています。「日本人アーティストとして、僕らはたくさんの新しい記録を打ち破ってきましたし、アジアツアーやアメリカツアーも経験し、日本人として誇れることをたくさん達成してきました。でも、日本には僕ら以外にも素晴らしいアーティストがたくさんいます。僕らには『日本で一番だ!』という、ある種の自信があります。しかし、僕らと同じくらい情熱を持ったアーティストもいる。そして彼らは本当に素晴らしいんです!」

彼は続けてこう語りました。「『J-POPをより高いレベルに引き上げなければならないのか、さもなければ失敗するのか?』といった責任はありません。むしろ、僕らはこれらの素晴らしいアーティストに劣らないようなパフォーマンスをしなければならない。」ikuraは、J-POPを世界に発信し続けたいという自身の願望を付け加えました。

YOASOBIの「夜に駆ける」は、2019年11月16日に初めてリリースされました。「物語を音楽にする」というグループのコンセプトに基づき、この楽曲は星野舞夜の小説「タナトスの誘惑 (An Invitation from Thanatos)」を原作としています。Emily Balistrieriによる公式英語翻訳(TranNet KK協力)は、こちらで閲覧できます。 Ezoic

出典:日本レコード協会 X (旧Twitter)

本稿はドイツ語で初版されました。技術協力のもと翻訳され、公開前に編集による校閲を経ております。 元の記事(ドイツ語)を見る