『穴だらけの生徒会』、スタジオパッショーネ制作でTVアニメ化決定!

人気漫画シリーズ「生徒会にも穴はある!」のアニメ化が正式に発表されました。アニメーション制作はStudio Passioneが担当し、監督は立川譲氏。キャラクターデザインは今村亮氏、シリーズ構成・脚本は横谷昌宏氏がそれぞれ手掛けます。すでにティザーPVとビジュアルが公開されており、その片鱗を垣間見ることができます。
「生徒会にも穴はある!」について

むちまろ氏による「生徒会にも穴はある!」は、講談社の「週刊少年マガジン」にて2022年4月より連載中のコメディ四コマ漫画シリーズです。物語は、藤成学園高校の高校1年生、水之江梅(みずのえ うめ)を主人公に据えています。国語は得意なものの、理科の成績が壊滅的で進級が危ぶまれている梅は、内申点アップのため生徒会に入会。しかし、そこで待ち受けていたのは、カリスマ性はあるものの謎多き会長、厳格ながらも優しく優雅な会計、生意気で可愛らしい少年、そして小柄な“野良猫”のような総務といった、一癖も二癖もある個性豊かな面々でした。梅は予測不能なドタバタな日常を予感します。
ティザーPVとビジュアルから見える世界
[youtube]https://www.youtube.com/embed/CHJI-daAZ4Q[/youtube]公開されたティザーPVでは、キャラクターたちが動く姿や、作品のコミカルな雰囲気をいち早く見せてくれます。また、同時に公開されたビジュアルでは、主要キャラクターたちがそれぞれの個性的な魅力を放つ鮮やかなデザインで描かれています。
原作者・制作陣からのコメント
原作者のむちまろ氏は、喜びのコメントを寄せています。「アニメ化!?え、ま、マジで!?アニメ化!?やったーーーーー!!!!!いつも応援してくださる皆様のおかげで、大きな夢が一つ叶いました。本当にありがとうございます。それでは、動いて喋るあの子たちを、どうぞお楽しみに…!!!やったー!!!」
立川譲監督は以下のように語っています。「アニメ化発表おめでとうございます!藤成学園生徒会のドタバタな日常が、いよいよアニメーションで動き出します。現在、制作陣一同、楽しく、真摯に取り組んでおりますので、皆様のお気に入りのシーンや状況、セリフが、アニメでどのように表現されるのか、楽しみにお待ちください!」
キャラクターデザインの今村亮氏は、自身の役割について次のように述べています。「キャラクターデザインの今村です。むちまろ先生の描かれる絵は、躍動感のある人物表現や、繊細なキャラクター造形に、アーティスティックな魅力が溢れています。その魅力を余すことなくアニメーションに落とし込むのが、今回の私の役目。全身全霊を込めて取り組んでいます。万全の準備を進めておりますので、もうしばらくお待ちいただけると幸いです!頑張ります!」
シリーズ構成・脚本の横谷昌宏氏は、初めて原作を読んだ際の印象について語っています。「コメディ、エロス、そして感動。この三要素は決して相容れないものだと、ずっと考えていました。しかし本作は、それらを見事に両立させ、さらに昇華させている。原作を初めて読んだ時の衝撃は今でも忘れられません。シナリオ会議でも『これ、本当に放送できるのか?』と、何度も確認しました。示唆的なシーンや、その他諸々の繊細な表現がどう描かれるのか、とても気になっています。放送が楽しみです!」
今回のティザーPVや制作陣からのコメントにより、アニメ「生徒会にも穴はある!」への期待が高まります。原作ファンの方々はもちろん、コメディ系の作品が好きなアニメファンも、本作の放送を大いに期待できるでしょう。
情報元: 公式サイト